こんにちは!
今回はJR各社の株主優待と配当金についてまとめてみました!
JRに投資したいけど、株主優待はどんなものがもらえるの?
配当金はどこがたくさんもらえるんだろう
こんな悩みをお持ちのかたが一目見て各社の違いが分かるようまとめましたので
ぜひ参考にしてみてください!
- JR各社の株主優待の比較
- 割引率
- グループサービス券の有無
- 最低投資額
- JR各社の株価と時価総額
- JR各社の配当金と配当利回り
それでは、よろしくお願いします!
JR各社の株主優待の比較
- 鉄道切符の割引率
- 各グループサービスの割引券(ホテル、百貨店など)
- 株主優待を獲得するための最低投資額
をJR各社の株主優待を比較すると、以下のようになりました
JR東日本 | JR東海 | JR西日本 | JR九州 | |
乗車割引率 | 40% | 10% | 50% | 50% |
各種グループサービス券 | あり | なし | あり | あり |
最低投資額(円) | 708,700 | 1,540,500 | 482,800 | 238,100 |
JR東海の割引率が低く、各種サービス券もありません。また最低投資額も約168万と高いので少し手を出しづらいことがネックです
一方JR九州は鉄道切符の割引率がJR西日本と並んで50%と高く、各種サービス券もあり、最低投資額も約25万なので他社と比べると手が出しやすい銘柄ですね♪
また日頃JR各社のグループ施設やホテルなどを利用する方はサービス券があると嬉しいですよね♪
JR各社の株価と時価総額の比較
以下のようになっています
JR東日本 | JR東海 | JR西日本 | JR九州 | |
株価(円) | 7,087 | 15,405 | 4,828 | 2,381 |
時価総額(兆円) | 2.7 | 3.2 | 1.2 | 0.4 |
時価総額の大きさではJR東海が1番大きく、JR九州が1番小さいですね
これは当然会社の規模もありますが、JR九州は2016年に上場したばかりといった背景もあります
時価総額は株価×発行株式数で求められます
参考:株価と時価総額について
※以下、参考になりますのでご興味のある方は読んでください
株価は買い手と売り手、需要と供給のバランスで価格が決まります
- 価格が上がっている時は買い手が多い
- 価格が下がっている時は売る人が多い
そんなイメージです。スーパーの野菜とかと同じですね!
また式で表すと株価=EPS×PERで求められます
- EPS:1株当たり純利益のこと。当期純利益÷発行株式数で求められる
- PER:株価の割高度。日本の上場企業では15倍程度が平均とされている
です。なので
- PERが15倍以上だと買われ過ぎ
- PERが15倍以下だと売られ過ぎ
そんなイメージで目安を持ってください。まとめると株価が高いとは
- 今後上がると期待されていて、買い手が多い
- 企業の利益が上がっていて、EPSが高い
そんな状態だと思ってください
また時価総額は、時価総額=株価×発行株式数で算出されるので、時価総額が高いJR東海は
企業利益を上手く出しており、今後も期待されている、かつ発行株式数が多い会社
と言えますね!
参考終わりっ!
JR各社の配当金と配当利回りの比較
以下のようになっております
JR東日本 | JR東海 | JR西日本 | JR九州 | |
1株当たり年間配当金(円) | 100 | 130 | 100 | 92 |
株価(円) | 7,087 | 15,405 | 4,828 | 2,381 |
配当利回り | 1.41% | 0.84% | 2.07% | 3.86% |
- 配当金の金額が多いのはJR東海
- 配当利回りが高いのはJR九州
という結果になりました。JR九州は高配当株としても人気がありますね
また、JR九州はコロナ禍による業績悪化においても、唯一減配(配当金を減らすこと)をしなかった会社になっています
株主優待だけでなく、配当金に注目した投資の際にぜひ参考にしてみてください!
まとめ:JR各社の株主優待や配当金の比較して、鉄道の投資を楽しもう!
今回はJR各社の株主優待、株価、配当金についてまとめ・比較を行いました
- 株主優待はJR西日本とJR九州が切符の割引率が高く、グループサービス券も充実している
- 時価総額はJR東海が1番高く、利益をうまく出している企業と言える
- 配当金に関してはJR九州の利回りが高く、高配当株として人気
とは言っても株主優待はご自身のお住まい・旅行先に合わせて利用しやすいものを選ぶと良いでしょう!
株価に関しては今後は新型コロナウイルスが収束し、経済が回復していけば上昇する見込みが強いです。しかし2021年度は第一四半期決算でJR西日本、第二四半期決算でJR東日本とJR東海が予想の下方修正を行なっています
株式投資は決算内容など、企業分析をしっかりと行ったうえで投資を行いましょう!
また2021年9月1日にJR西日本では公募増資が発表されました。これにより翌日には終値で前日比△13.36%と暴落しました。他の鉄道株もこのニュースの影響を受けています。
変異株の影響による感染拡大が甚大になっているので、今後も鉄道業界では厳しい状況が続きそうです
ご自身のライフスタイルに合わせて、鉄道株で楽しい生活を過ごしてみてはいかがでしょうか?
それでは、ありがとうございました!