こんにちは!
今回は鉄道会社の顔、駅員さんの仕事についてご紹介します!
駅員さんってどんな仕事してるの?
一日の流れが知りたい
こんな疑問に答えていきます!駅員さんの仕事はお客さまに直結する大切な仕事。
同僚の駅員さんに聞いてきたので、ご紹介しますね!
- 駅員さんの仕事について(ホーム立番、切符売り、改札業務)
- 駅員さんは夜勤と日勤がある
- 駅員さんの一日の流れについて
普段知らない駅員さんの仕事内容、のぞいていきましょう!
それでは、よろしくお願いします!
駅員さんの仕事内容
駅員さんの仕事には
- ホームの立番
- 切符販売
- 改札業務
- 終電・初電対応
などがあります。普段見れない駅員さんの仕事を順番に見ていきましょう!
駅員さんの仕事①ホームの安全を守る:立番
ホームの安全を守る、立番の仕事を見ていきましょう!
前日の人と注意事項の確認を行い、担当のホームへ向かいます。
担当ホームにてマイクの放送案内や合図灯を持って安全確認を行なっています。列車進入時や出発時にホームや線路上の安全確認を行い、車掌や運転士に合図を送っています。
また車椅子のお客さまなどのご案内、急病人の対応も行います。
立番は交代で行うので、立番でない時は駅の事務室にて運行情報の確認を行なっています。列車に遅れが発生していたり、車椅子のお客さまのご案内があった時は立番や関係箇所への連絡を行います。
また落とし物のお預かりや登録、お客さま案内なども行います。
大きな駅ではホーム上で乗り換えや特急券の購入などでお困りのお客さまへのお声掛け・ご案内を行なっています。
またお困りのお客さまがいらっしゃらない時には巡回をしてゴミ拾いなども行なっています。
以上が主な業務内容になります。比較的小さい駅では立番がいないこともあります。
あるいは通勤通学のラッシュ時間のみ立番がいるなど、駅や鉄道会社により様々です。
列車を安全に運行させるために非常に大切なお仕事!
駅員さんの仕事②行きたいところへご案内:切符販売
続いてお客さまに切符を販売する窓口業務を見ていきましょう!
窓口業務
窓口では
- 特急券や乗車券の販売
- 指定席の座席予約
- 他社線への乗り継ぎ切符の販売
- 払い戻しの対応
などを行なっています。
券売機の締め切り作業
窓口業務の裏側では券売機の「締め切り作業」を行なっています。これは1日の売り上げを計上し、過不足がないことを確認する作業になります。窓口では営業時間終了後に締め切り作業を行います。
またその他にも
- 窓口・券売機の両替、切符の補充
- 営業終了後の清掃
- 販売促進のためのポスターなどの作成
なども行なっています。
お客さまに切符を売る鉄道会社の顔と呼べるお仕事!
駅員さんの仕事③困った人をご案内:改札業務
続いて改札でお客さまへの対応を行う改札業務です。
お客さま案内
改札にはいらっしゃるお客さまは何かに困っている方が多いです。そんな方への対応を行います。
- 何線はどこに行けば乗れる?
- 何駅に行くにはどの電車に乗ればいいの?
- あの建物に行くにはどの改札を出ればいいの?
などの疑問にお答えしてご案内する仕事になります。路線情報や駅周辺の観光情報なども知っておく必要があります。
切符の精算
- 乗り越しの精算
- チャージの残高不足
- 入出場記録の修正
などを行なっています。お客さまをお待たせすることなくスムーズな対応が求められます。
遺失物や異常時の対応
- 遺失物をお預かりした際の対応
- 大幅な遅延が発生した際の改札でのご案内や入場規制
- 遅延証明書の配布
- 券売機の呼び出し対応
- 自動改札機の故障対応
など、様々な異常時にも対応しています。
いろんな知識が必要とされる、ご案内のプロ!
駅員さんの仕事④終電を見送り始発を迎える:終電・初電対応
最後は終電と初電の対応になります。特に終点駅・始発駅では夜遅く・朝早くに対応しなければなりません。
終電対応
- 車内にお客さま・忘れ物が残っていないかの確認
- ホームにお客さま・忘れ物が残っていないかの確認
- エスカレーターなどの停止
- 駅のシャッターの締め切り
初電対応
- 駅のシャッターのオープン
- 夜中に線路やホームに異常がなかったかの確認
- エスカレーターなど駅設備の安全確認と起動
終電を見送り初電を迎える駅の番人!
その他にも駅員さんは仕事がたくさん!
主な業務はご紹介しましたが、その他にも
- 臨時列車の対応
- 人身事故発生時の対応
- 切符や旅行商品の販売促進のための企画会議や駅の装飾
など、幅広い範囲での対応や営業としての役割も担っています。駅の業務ではお客さまに接し、販売や販促も行うことから「営業職」と位置付けている鉄道会社も多いです。
大変な分、売り上げが数字に出るので実績としても自信がつきますよね!
メンテナンスと違ってお客さまに直接お礼を
言われることが多いのもやりがいの一つ!
しかし駅員さんはお客さまとトラブルになってしまうことも。そんなトラブルについてもお話ししています。
駅員の仕事の一日の流れ!タイムスケジュールのサンプル
ここでは私が聞いた駅員さんの1日の仕事(窓口業務)のタイムスケジュールをサンプルとしてご紹介します。
時間 | 業務内容 |
8:45 | 出勤し、引き継ぎ事項や運行情報の確認 |
9:15 | 窓口業務 |
12:40 | お昼休憩 |
13:40 | 窓口業務 |
15:00 | 券売機の締め切り作業 |
17:00 | 窓口業務 |
19:10 | 夜休憩 |
20:10 | 窓口業務 |
22:00 | 閉店し、窓口の締め切り作業 |
00:00 | 就寝 |
5:00 | 起床 |
5:30 | 開店前準備 |
6:00 | 開店し、窓口業務 |
9:15 | 退勤 |
お客さまがいない時は窓口を少なくして、裏で事務作業や販促の業務にあたっているそうです!
泊まり勤務をしながらマルチに仕事をしていて大変!
以上が駅員さんのお仕事の紹介になります!
駅員さんの年収ってどれくらい?どうやってなるのか気になる方は別の記事で解説しておりますので、合わせてご覧いただければと思います。
まとめ:駅員さんは鉄道の安全を守る大切な仕事!お客さまの笑顔のために日夜頑張っています!
今回は駅員さんの仕事内容と一日の流れについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
駅員さんは鉄道の安全を守り、お客さまにサービスを提供する鉄道会社の顔と言える存在。ぜひそんな駅員さんの仕事を知り、普段のコミュニケーションを大切にしてくださいね!
働きたいと思った人は、まずは気軽に転職サイトに登録しましょう!
その他の鉄道会社の仕事についてもご紹介していますので、何かの参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!